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「誰にも聞けない」あなたのための、初めてのクルマ購入ガイド第8回・ドライバーの操作ミスをフォローする、踏み間違い時サポートブレーキ

「誰にも聞けない」あなたのための、初めてのクルマ購入ガイド第8回・ドライバーの操作ミスをフォローする、踏み間違い時サポートブレーキ

前回の第7回では、実際に起こった重大事故を分析することで生まれた安全装備についてお話ししました。今回は、ドライバーの「ついうっかり」や「あせり」から起こる重大な操作ミスをフォローするシステムをご紹介したいと思います。

ブレーキの踏み間違いやシフトレバーの操作ミスが大きな事故を呼ぶ

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「クルマがコンビニに突入」「立体駐車場からクルマが落下」というような、痛ましい事故のニュースをたびたび目にすることがありますね。駐車場のように本来はゆっくり走るべき場所で、なぜこのような暴走事故が起きてしまうのでしょうか? こういった事故では、「ペダルの踏み間違い」や「シフトレバーの操作ミス」が主な原因だと言われています。踏み間違いはブレーキペダルを踏んでいるつもりでアクセルペダルを踏んでしまうこと、シフトレバーのミスは「バックしようとしているのにシフトレバーを前進に入れてしまう(またはその逆)」ことです。事故にまでは至らなくても、ヒヤリとした経験をお持ちの方も多いのでは?
駐車場での事故は、クルマの乗員だけでなく周りの歩行者も巻き込み大きな被害に発展してしまう可能性も高くなります。「交通事故死傷者ゼロ」という究極の願いを目指すトヨタが、このような事故を防ぐべく考え出したのが、踏み間違い時サポートブレーキ「インテリジェントクリアランスソナー」です。

どのようにして暴走事故を防ぐ?

さて、やたらと長い名前の「インテリジェントクリアランスソナー(ICS)」ですが、いったいどのような働きをするのでしょう? 2つの機能を下の動画で見てみましょう。

《動画参照元:NetzTOYOTA_YOKOHAMAより》

1 出力抑制制御
ドライバーの操作ミスにより壁などに向かってアクセルを踏み込んでしまった場合でも、ICS搭載車は命令通りにクルマを加速させません。例えアクセルを床まで踏み込んでも、上の動画のようにスロープをかろうじて登れるくらいのパワーに抑えてくれるのです。クルマが急加速しないので、シフトレバーの操作ミスであればすぐに気づいてブレーキをかけられるでしょう。

2 ブレーキ制御
それでも壁に向かって進み続けると衝突直前で警報を出してブレーキ操作を促し、それでもブレーキが踏まれなければ最終的には自動ブレーキが作動します。上の動画では障害物まで約20cmのところで止まることができました。クルマが完全に止まるまで、ドライバーは一切ブレーキ操作をしていません。

●インテリジェントクリアランスソナーは自動ブレーキまで働くシステムではありますが、必ず止まることを約束するものではありません。道路状況、車両状態および天候状態等によっては作動しない場合があります。また、衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合もあります。
●ソナーの感知範囲、作動速度には限界があります。必ず車両周辺の安全を確認しながら運転してください。

どうやって障害物を見分けているの?

クルマ購入ガイド第8回

ICS装着車には前後のバンパーにそれぞれ4つずつ、超音波を使ったセンサーが付いています。このセンサーが「進行方向に障害物が無いか」を常に見張っているんです。超音波を使っているのでコンビニのガラスのように向こう側が透けて見えるものでも検知しやすく、また暗い場所でも対象を捉えられるといった特徴があります。その代わり、金網やポール、人の身体などのように超音波をまっすぐ反射しにくいものは少々苦手です。 各自動車メーカーにも同じような名称の機能がありますが、トヨタの特徴は「ガラスも検知しやすい超音波センサーを前後に使用」「前後とも自動ブレーキの制御あり」の2つ。せっかくの安全装備ですから、自分にとって本当に役に立ちそうな機能があるのかどうかをきちんと見極めながら、クルマ選びに役立てたいですね。

実際に事故防止の役に立っているの?

このような装備は、実際にどれだけの事故を防いでいるのでしょう?駐車場で起こった事故を調査したところ、驚くような結果が出ました。ICS装着車ではペダル踏み間違いによる事故が約7割減少*1、さらに第6回でご紹介した「Toyota Safety Sense P」と「ICS」両方を搭載したプリウスでは、追突事故がなんと約9割低減されたというのです。*2
このように機械としての性能が優れているのはもちろんですが、とはいえ運転の主体はあくまで「人」。あくまでサポート役である機械の特徴を正しく理解して使いこなすのが重要であることを、決して忘れないようにしてくださいね。

*1保険会社(約6万台を契約)による、2016年6月までの18ヶ月間のデータ。
*2公益財団法人交通事故総合分析センターによる、2015年12月から1年間の事故データを基にトヨタ自動車㈱が算出。

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